2023年9月20日(水)・21日(木)

 9月20日(水)
 午前中、地下鉄でパディントン駅に行きモートン・イン・マーシュ行の切符を買う。駅員が切符の種類について何か言っていたがよく理解できなかったので、頃あいをみてokと言って購入した(この切符の意味は翌日分かることになる)。駅の手荷預け場所を確認し、係員に預け方を聞いた。ちょうどその時、2人の日本人が僕の後ろに並んだので、前にいた中年の男性に「仕事ですか?」と聞いてみた。その男性は「そうです、オックスフォードで会議でした。今日、帰国します」と答えたので、「それでは、研究者なのですか」と聞いたら頷いた。パディントン駅からはヒースロー空港にエクスプレスが走っているから、駅に荷物を預け、何時間かロンドン市街を観光し空港に行くのだと、かってに、解釈した。売れない作家の僕はこのような想像力だけは瞬時に働くのだ。
 地下鉄でTavistock Hotelに戻り、近くのNonna Selena Pizzeriaと言うイタリアンで、ペンネとワインとtake away用のピザでランチ、この店のピザの生地はとても美味かった。ピザは少し食べてtake awayにした。午後は、記憶があるうちにと思い、イギリス紀行のエッセイ旅行記をホテルの部屋で書いた。夕食は、ビールとtake awayしたピザを部屋で食べたが、時間がたっているにも関わらず生地にはコシがありやはり美味かった。このピザ屋はお勧めだ。
 
   
  (パディントン駅のパディントン)   
 
9月21日(木)
 朝、ホテルからタクシーでパディントン駅に向かった。昨日、確認した駅の手荷預け所に行く、昨日の黒人の係員がいたので「Hi」と言うと、向こうもこちらを分かっていたので、トランク預けはスムーズに進んだ。預かり証をもらい、いよいよ、コッツウォルズに出発だ。
 
  (列車運休でごったがえすパディントン駅)   
 
 10:52発モートン・イン・マシュー行に乗るはずだったが、駅の掲示板にその列車案内がでない。トラブル発生か?と思い、駅員にきくと10:52発は大雨で運休らしいが詳しいことはわからない、ただ、「待て、案内版を見ろ」というばかりだ。12時近くに、また聞くと、12:52に出発するとの事、掲示板にも記載された。一安心だ。ところが、案内表示はPrepaerからdelayedへ変わった。おまけに、掲示板の案内には、The Following GWR Tickets are not Valid on this Service Super Off Peak、Off Perk.とある。
 手持ちの切符をみると、僕が購入したチケットにはSuper Off Peak、Off Perkとなっている。
 ・・・ってことは、10:52発の列車のチケットでは、たとえ、12:52の列車が動いても乗れないってことだ。しばらくすると、案内表示が消滅してしまった。駅員に聞くと、相変わらず掲示板をみろと言うばかり。
 これでは予定が立たないので、15時ごろに本日のモートン・イン・マーシュ行はやめることを決断する。切符を払い戻し、ホテルを探すことにした。ホテルは、明後日から3泊予約していたパディントン駅から5分のRoyal Eagle Hotelにしようと電話したが、部屋はあるらしいのだが、電話での予約はだめでWebから予約せよとの事、なんで電話ではだめなんだと頭にきたので、ホテルに直接行き直談判したがやはり受け付けない、Webからや予約しろと言うばからだ、しょうがないからロビーからBさんから借りたスマホで、ホテル・ドットコムから予約したらokだった。自分のスマホではネットがつながらないから、Bさんのスマホがなければ、より、面倒なことになっていたことは間違いない。とにかく、ロンドンは、駅もホテルも融通がきかないばかりか、利用者の目線にたっていない、さらに、ネット中心でWebばかりで、ネットが利用できないと生活できない感じだった。

(17:34出発予定モートン・イン・マシュー行の案内)   
 
 ようやくしてホテルにチェックインできた。夕食は、パディントンで有名なThe Victoria と言う パブに行く予定だったが、店に行くと、人が混んでいて、空気も悪そうだったので入るのを止めた。パディントン駅にあった「わさび」という寿司&弁当&おにぎりのファストフードで寿司、といっても、サーモンとふりかけの巻物だったが、をtake awayした。ついでに、案内板を確認したら、17:34発のモートン・イン・マーシュ行の案内がでていたが、まだ、動いていないようだった。ホテルに戻る途中にあるアラブ系と思われる小さなスーパーでリンゴと辛ラーメンカップ麺とスコーンなどを買った。 
 
 
 
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